4月28日,29日に開催された「ニコニコ超会議」は,会場来場者9万人以上,ネット来場者に至っては約350万人という盛り上がりを見せた。連載第6回目となる,ドワンゴ?川上量生氏との対談企画「」ですが,今回は,そんなニコニコ超会議についてのお話を座談会形式でお送りします。 大盛況だったにも関わらず,川上氏曰く「約4?5儍窑未蟪嘧帧?/strong>というニコニコ超会議。なぜドワンゴは,そこまでのお金をかけて,このイベントをやろうとしたのか。ニコニコ超会議で彼らがやりたかったこと,そして狙っていたこととは一体……? 座談会は,ニコニコ超会議の統括プロデューサーを務めた横澤大輔氏と,併催された「ニコニコ超パーティー」のプロデューサー阿部大護氏のお二人を迎えて行われ,ニコニコ超会議の裏話からニコニコ動画とはいったいどんなサービスなのかまで語ってもらいました。 ドワンゴがかたくなに“無駄なこと”に力を注ぐ理由や,ニコニコ動画ユーザーの間にある連帯感の原点など,興味深い話が盛り沢山だった今回の座談会,ugg。ぜひご一読ください。 関連記事: : 先日の「ニコニコ超会議」はお疲れ様でした。 川上氏: はい,ugg 偽物。ありがとうございます。まぁ……,めちゃめちゃ疲れました(苦笑) : でもあれは,「大成功」と言える結果でしたよね? 川上氏: うんまあ,ただ成功うんぬんというよりは,「なんとかなった!」という気持ちの方が強いですけどね。なんせ,チケットの発売初日なんて,たった500枚しか売れませんでしたから。その時の社内の絶望的な雰囲気といったらもう(笑)。 : え,たったの500枚ですか? でも結果としては,9万人以上もの人が集まっていたわけですよね? 川上氏: ニコニコ超会議の全貌が見えてきたあたりからは,徐々にチケットの売り上げも伸びていったんですが,それも本当に直前だったんですよ。ニコニコ超会議がどんなイベントなのか,ユーザーさんが分かっていなかったせいもあると思うんですが,そもそもニコニコ超会議で何をやるか自体,実は開催の2か月前の時点で何も決まっていなかったという……。 横澤大輔(よこさわだいすけ):ドワンゴ 取締役 上級執行役員。ニコニコ動画をはじめとして,ドワンゴのさまざま事業/イベントを手がけてきた人物。ニコニコ超会議では総括プロデューサーを務めた。ちなみに,ドワンゴの着メロ事業の立ち上げ時に,その事業を一手に引き受けた株式会社CELLの代表取締役会長でもある
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