ロシアの大手パブリッシャ/デベロッパであるAkellaは,開発中の海戦シミュレーション(以下 PT Boats)の最新画像を公開し,新たなフィーチャーを明らかにした。 PT Boatsは,第2次世界大戦下の北大西洋を舞台に,プレイヤーがロシア,ドイツ,そして連合軍海軍の魚雷艇を駆って,敵艦を海の藻屑にしていくという内容だ。魚雷艇とは,2?4発の魚雷を主兵装とする小型艦艇(若干の例外もある)のことで,pso2 rmt,その高速性と機動性を生かして敵艦を奇襲し,懐をえぐるように魚雷攻撃するというたいへん勇ましい戦術を採る。大戦後もしばらく使われたが,誘導ミサイルが発達した現代海戦では出番がなく,ピークを迎えたのはやはり第2次世界大戦においてだ。その大胆な戦術による戦果は大きかったものの損害もまた多く,ドイツ海軍は終戦までに9割近くの魚雷艇を失っている。 ちなみに,ゲームタイトルは“PT Boat”だが,厳密にいえば,これはアメリカ海軍が保有したPatrol Torpedo boatを指し,イギリス海軍は魚雷艇をMBT(Motor Torpedo Boat),またドイツ海軍はSボートと呼称していた,リネージュ2 RMT。 明らかにされた新フィーチャーは,イギリス海軍の“FAIRMILE D Motor Torpedo Boat”が登場するということ。同艦は4発の魚雷を装備した高速魚雷艇で,副武装として40mmカノン砲一門,12.7mm機関?門,対空用20mmカノン砲一門を装備する強力な船だ。 やった! Fairmile D motor torpedo boatだ! と喜んでくれる人が日本に100人ぐらいいると非常に嬉しいのだが,このページに掲載した写真や,の記事にもあるように,DirectX 10に対応したグラフィックスは非常に美しく迫力があり,期待が持てる。 公式サイトのには,さらに多くのスクリーンショットが掲載されているので,あわせてご覧いただきたい。 リリースによれば開発は順調で,一人称視点と戦術モードのインタフェースをデザインし直し,また中央管制室からそれぞれの火器をコントロールできるモードも採用されたとのこと。とはいえ,開発が発表されたのは2003年であり,4年以上経って“デザインし直し”なんかしてていいのかなあ,という気がしないでもない。 公式には,2008年第2四半期の発売が予定されているが,そういうわけで,まあ,日本の魚雷艇ファンの皆さんはぜひ気長に待っていよう。
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