2013年4月4日星期四

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第157回「誰が為のゲイムか」_2

。そしてその正体が今回,ハッキリと分かった気がするってわけ。  どういうことかというと,私,プレイしながら思っちゃったのよ。「これ,『面白くない』って言う人もいるんだろうな」って。これって,レベルファイブ作品全般にも当てはまることなんだけど,作品に“毒”が無いのよね。ゼロってわけじゃないけど,極めて薄いというか。だからその点だけを取り出して,「面白くない」って断じる人が出てくるんじゃないかってこと。もちろん,個人の好みに良い悪いは無いわよ。  ただ,エンターテイメントには,「エンターテインメントである限り,100%の支持率は得られない」という,とても難しい問題がありましてね。  ひょっとしたら,10人が見て10人が面白いと感じる作品はあるかもしれない。ただ,その作品は10人しか見てないわけだし,そもそも不特定多数に見せる気が無いのであれば,それはもはやエンターテイメントと呼べるものではないと思うの。  なぜなら,より多くの人を楽しませようとすることこそが,FF11 RMT,エンターテイメントの神髄だと思うから。厳密な定義は知らないわよ? ただ,私が信じるエンターテイメントは,少なくともそう。  人の好みが千差万別である以上,100%が満足するものなどあり得ないもの。となると,提供する側がどこかで突きつけられる問題が出てくるのよ。それは,「誰に向けて作るのか」。  そこでレベルファイブはあえて毒を捨て,ゲイマーだけに支持されることを良しとしないという姿勢を確立した。私はそう解釈しているの。  例えば芸人さんでも,もちろんプロレスラーでもいいわ。自分のことを,100%の人が面白いと思ってくれるはずだと本気で信じている人は,きっといない。だから,どこかにターゲットを絞り,そうして決めた方向に向けて,持てるもののすべてを投じなければいけない,DQ10 RMT。それがお金を払ってくれる人に対する誠意。  結果,どれだけ多くの人を掴めるかは,どのターゲットを選んだのかはもちろん,才能によるところも大きいんだけど,何にせよ提供する側は,自分のサービスが100%の人を満足させられるものではないことを知っている。  面白く感じる人もいれば,ついていけない人もいる。ついでに言えば,無理やりついてくる人もいれば,始めからついていこうとしない人もいる。たぶんこれって,エンターテイメントに携わる人であれば,みんな知っていること。あくまで,たぶんね。  私はレベルファイブ作品を面白いと思っているし,好きなのよ
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